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【債券 VS MMF】トルコリラ

HS証券で新発のトルコリラ建て社債があります。

期間3年、利回り20%固定です。3年間持ち続けるのであればトルコリラベースでの損失はありません。発行体も欧州復興開発銀行で破綻リスクは限りなくゼロに近いと思います。

一方で日々変動しますが、トルコリラMMFもあります。こちらも直近では20%前後の利回りになっています。月初に利金が再投資されるので毎月複利になります。利回りは変動ですが、元本のリスクはほぼありません。

どちらがいいと考えるかはトルコの金利動向をどう読むかにかかってきます。

金利がこれ以上上がらないと考えれば債券が有利です。反対に金利が上がると考えればMMFの方が有利になります。

正直今後の金利動向を正しく読むのは難しいですが、いつでも元本がそのまま戻ってくる方が為替が戻ってきたときにロスなく円転できますので現状では流動性を重視してMMFにする方がよいと思います。

 

さらに今回ご紹介したHS証券が募集しているトルコリラ債は市場で幅広く募集するものではなく、小口で販売するためにスポットでアレンジした債券になります。そのため売却するにはHS証券が提示する買取価格が基準になります(例え他の証券会社に移管しても、その証券会社はアレンジしたHS証券に価格を聞きにいくことになります)

つまり流動性はグローバルに流通しているトルコリラ建ての債券よりもさらに落ちます。持ち切る覚悟で小口で買いたいというのであれば問題ないですが、途中売却も含めて債券投資を考えるのであればこういう売却時にマーケットがない債券は手を出さない方がよいと思います。