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まだ外貨預金にしているんですか??

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米ドル保有:MMF vs 預金 

今日は米ドルを預金で置いておく意味が分からないという話です。

3つの点から外貨預金よりMMFに資金を移すべきと考えられます。

  1. 資産保全
  2. 利回り
  3. 税制

 

資産保全

MMFは証券会社にとっては流動性を管理するツールです。
中身は短期債・CPなど長くても6カ月程度の満期のもので運用されておりほぼ元本は確保されていると考えていいと思います。

一方で外貨預金はペイオフの対象外であり、銀行が破綻したときの資産保全システムはありません。
MMFも元本保全のセーフティネットはありませんが、それは外貨預金も同じであることが分かると思います。

極論すると、もしかすると特定の銀行の信用だけにベットする預金よりも、中身が分散されているMMFの方が安全かもしれません。 

利回り

利回りに関しては以前にご紹介しましたので詳しくは過去記事を参照して頂ければと思います。

www.sevenclover.co

 

結論としては圧倒的にMMFの方が有利です。

 

銀行は系列証券会社を使って金融商品仲介を大々的にしていますが、MMFを紹介してくれることはまずありません。

それどころかみずほ証券はみずほ銀行からの紹介顧客のみずほ外貨預金から何かの商品を取引すると、預り資産純減の扱いになるという噂もあります。

そのくらい外貨預金は銀行にとって収益性が高く減らしたくない商品なのです。

よく考えれば当然ですね。
皆さんから1%未満の低いレートで預かればMMFで運用してもリターンが出ます。

もし金融商品仲介でMMFを紹介してくれる銀行員がいたとしたらかなり信用できる人物である可能性が高いです。
そのような方がいたらぜひ大事にされることをオススメします。

税制

MMFの最大のメリットは分離課税という税制です。

MMFは投資信託の1つなので株式、債券、投資信託などと同じ税制になります。
どれだけリターンが出ても20.315%の税金で済みます。

一方で外貨預金の為替差益は雑所得であり、総合課税になります。
総合課税なので他の所得と合算して税率が決まりますので最大55%になる可能性があります。

持っている米ドルを円に替えるときには税金に注意をする必要があります。

また、現実問題として定期預金の満期でロールしても税金を払っていない場合が多いですが、これは厳密には定期預金のはじめと終わりの為替を認識して為替差損益を計算して申告するというのが本来のルールになっているはずです(細かくは税理士さんに確認して下さい)
この点はいつ問題視されるか分かりませんが、問題視されるとかなり大きな問題になりそうです。現実的に件数が多すぎることや平均取得為替の算出がほぼ不可能であることからこれにメスが入ることは考えにくいですが・・

この点で仕組預金は既に見逃されなくなっています。
私の知っている範囲でも過去の仕組み預金の申告状況について税務署から問い合わせがあった方がいらっしゃいます。

仕組預金を頻繁に取引されている方は注意した方がいいと思います。

 

まとめ

 

外貨預金とMMFは、ほぼ元本確保で利息をもらうことを目的としているのであればぼほ同じ経済効果の商品です。

となると、利回りが高く、資産保全効果もほぼ変わらず、税務面で分離課税で済むという3つの理由からMMFの選択をするのが合理的だと思います。

証券口座は持っていないけど銀行で外貨預金をしているという方は、証券会社に口座を作ってMMFに資金を移動されることを強くオススメします。