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アリアンツ vs クレディスイス

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www.bloomberg.co.jp

同じテーマでもパフォーマンスに差が出る

最近流行のサイバーセキュリティをテーマにした投資信託に関して上記のような記事が出ています。

三菱UFJ国際投信の運用するサイバーセキュリティファンドのパフォーマンスが好調のようです。

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ちなみに同種のファンドでクレディ・スイスが誇らしげに語っていたファンドがこちらです。

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同じテーマに投資したはずなのに1年のパフォーマンスの差は2倍近くになっています。
組み入れ銘柄が違うから・・・という言い訳でしたが、それこそが運用能力の差に他なりません。

三菱の方の実際の運用はアリアンツで、アセマネOneの方はクレディスイスです。

パフォーマンスの差はこの差に他なりません。
だからと言ってクレディスイス全体が運用が下手と言いたいわけではありません。

同じテーマに投資をしてもパフォーマンスに差が出ることがあるということです。
これを事前に予測するのはほとんど不可能だと思いますので、いい運用会社を選びましょうというのは難しいと思います。

しかし、こういう現象を記録して次にテーマ投資をする際の参考にするくらいのことはしてもいいと思います。

うまい運用会社をいつも選ぶのは不可能ですが、確実に下手な運用会社は存在すると思います。
大元の運用を委託している先の運用実績をもとに投資信託を比較するサイトがあってもいい気がします。

CSの名誉のために

クレディスイスはグローバルにはそれなりに運用はうまい方と言われています。
一任運用なども同じリスク量なら他の金融機関よりもよいパフォーマンスを出しているという実績もあるようです。
その証拠?と言えるか分かりませんが、日本を除くアジアでは一任運用の残高が拡大しているそうです。
アジアの投資家は日本の投資家のように義理人情や付き合いの長さで金融機関を選ぶことはほぼないのでアジアでの成長はサービス能力の高さの表れと言っていいと思います。

日本市場では苦戦

一方で日本市場では一任運用の残高は伸び悩んでいるようです。
あまりの伸びの低さに販売件数のノルマが設定されたという噂もあります。

ノルマを設定すれば優秀なクレディスイスの営業ならある程度販売件数を伸ばすことができると思います。
しかし、それは本質的に一任運用のすばらしさが認められたものではなく単なる営業力で押し込んだ結果に過ぎません。

もちろん、結果としてがパフォーマンスが継続して出ればその後の販売は伸びていくと思います。

しかし、ずっと右肩上がりに上昇していくことはないので都度どのような意図でどのようなメンテナンスをするかの説明が必要になります。

それがないと嫌気がさして投資を止めてしまうということになります。

投資は継続することが重要です。特にPBのような大きな資産を預かる場合は、個々の商品よりも全体をどう管理していくかの方がより重要です。
それができる営業はほとんどいません。

いつものことですが、仕組債を販売して成績を上げてきた営業がほとんどだからです。
仕組債の説明しかしない営業にあったらその人とは距離を置くことをオススメします。

またいつもの話になってしまいました・・・

結論として、海外のように一任運用に大きな資産を誘導するにはかなりの能力が必要です。
富裕層はこれまで金融機関に痛い思いをたくさんさせられてきました。このトラウマ振り払って一任運用に乗ってもらうには相当な努力が必要だと思います。

少なくとも商品を販売するだけのセールスでは無理だと思います。