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主要国金利20190813

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マイナス金利が深堀されていく・・・

日本の10年金利はマイナス0.2%を下回る

身近な?金利としての日本の10年金利の低下も底が見えなくなりつつあります。
0.2%のマイナスまでは日銀も許容しているような書き方をしている記事もありましたが、それすら下回っている状況を日銀はどう見ているのでしょうか?

0.1%近辺に誘導すると言っていたのが懐かしくすら感じます。

流動性が不足しているならともかく流動性が過剰な状態であることは日銀も認める?ところだと思うのでそろそろ国債の買い入れくらい止めると言ってみればどうでしょうか?

表立って言うのが難しようなら結果的に全然買えていません、、を継続するとか。。
(現在ですら満額買えていないので大した問題にならないのでは??)

株も債券も下がるかもしれませんが、普通に考えると円高になると思いますので米国からの文句は出ないかもしれません。

何せトランプ大統領はドル安にしたくて仕方がないですが、あからさまに為替介入をするわけにもいきません。

そこで日本があえて円高誘導してあげて・・・というと日本経済が壊れてしまう・・という話になるのかもしれません。

ベタな話になってしまいますが、日本は競争力に陰り?が見えているので円高誘導して海外資産を買い取ることで再度成長の種を探すというのもありかもしれません。

これまではどこの国も輸出によって稼ぎたいとの思惑からどうしても自国通貨安誘導をしようとします。

しかしどこかの国が自国の通貨が高いことを利用してさまざまなメリットを得ていることを見ると一方的な通貨安誘導にも疑問符が付くかもしれません。

ここまでほぼ妄想で書いてきましたが、本音は物価が2%上昇するまで流動性を供給するということに疑問を感じています。

テクノロジーの進化は効率性を生み不要なコストを削減しました。
削減どころかゼロにしたものまであります。

そのような中で従来と同じ基準で物価を上げようというのがそもそも間違っているのではないでしょうか?

つまりお金を流したからといってテクノロジーがもたらしたコスト削減効果による価格の下落などは元には戻らないということです。

そこには別の発想が必要です。

最低賃金の引き上げはその答えの1つなのかもしれません。
人件費が上がれば物の価格は上がる可能性があります。

もはや金融緩和によって解決できることはほぼないのかもしれません。

もちろんそんなことは口が裂けても言えないという大人の事情も分かりますが、その点は頭のいい人達の集合体である政府・中央銀行にぜひ発想を変えていろいろ考えて頂きたいとの思いが強いです。

といっても私たち投資家はマーケットについていくしかありません。
そのことを改めて確認してマーケットと向きたいたいと思っています。

ドイツは30年まで金利がマイナスに

金利をざっと眺めると30年までマイナスになっているドイツが目を引きます。

この金利状態ではドイツの銀行が伝統的な銀行業務で利益を積み上げるのは不可能に等しいのではないでしょうか?

ドイツ銀行とコメルツ銀行の苦境は投資銀行業務が要因になっていますが、だからといって伝統的な商業銀行業務で利益を上げられる環境にないことはこの先の苦しさを物語っていると思います(だからといってドイツ銀行が破綻するとはまったく思っていません。そのことに関しては過去の記事にも何度か言及しました)

トルコの金利が低下基調

トルコの金利が下がってきています。
先日政策金利を4.75%も利下げした影だと思いますが、それでも政策金利はまだ19.75%という水準です。

にもかかわらず国債利回りはどの年限も14~15%程度に下がっています。

これは今後の利下げを織り込んだ動きだと思いますが、果たしてトルコの大問題のインフレは大丈夫なのか?通貨防衛はもはや必要ないのか?など事あるごとに火種として取り上げられてしばらくは定期的にあれると考えていた方がよさそうです。

今は米中、日韓、香港など他の出来事が大きすぎてスポットが当たらないだけくらいに考えておきたいと思います。

 

先週のニュースいろいろです。

米国
  • 中国が米国産農産物の購入を停止した後で米国企業がファーウェイとのビジネスを再開するためのライセンスに関しての決定を先送り
  • 米財務省は中国を為替操作国として正式認定
  • 中国の米国への輸出は7月に7%近く減少、一方で中国の南アフリカ・ブラジルなどへの輸出は2桁増加し、全体でも2.2%の増加となる
  • 米国石油準メジャーのオキシデンタル・ペトロリアムは米国独立系石油開発企業のアナダルコの買収を完了
オーストラリア
  • 6月貿易収支、貿易黒字は80億3,600万豪ドル、前月から30%(18億6,300万豪ドル増)伸び過去最高を記録
  • オーストラリアの最低賃金は世界一高い、7月に3%引き上げられ時給19.49豪ドル(約1,398円)に達している
  • 豪最大の不動産市場であるシドニーでは住宅価格が2カ月連続で上昇、住宅価格底打ち?
  • 豪4大銀行の住宅ローンの伸び率過去最低、ノンバンクがシェア拡大(42%)
ブラジル
  • 債務不履行者の53%は負債額は1,000レアル(28,000円相当)を超えていない
  • 左派陣営が政権奪回を実現すればアルゼンチンからブラジルに移民が流入する可能性があると警戒
  • 4-6月期の経済活動指数が前期比で0.13%低下、1-3月期の0.2%減少に続き2四半期連続で縮小
  • ファーウェイ、ブラジルに新工場、5Gで850億円投資
  • ブラジル地理統計院は8日、今年の穀物、マメ科植物、油糧種子の収量は、史上最高の2億3970万トンとなる見込みだと発表
イギリス
  • 7~9月のGDP成長率が前期比0.2%縮小(8年半ぶりのマイナス)
ドイツ
  • 12日、コメルツ銀行の株価が過去最安値を更新
  • 6月鉱工業生産指数̠前年比5.2%減
  • 1-6月貿易黒字縮小、内需旺盛で輸入増加
  • ドイツ財務省、均衡予算維持の方針