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グロース氏の言葉-「アウトパフォーマンスの時代は終わった」

債券王と呼ばれたビル・グロース氏もここ数年は思うようなパフォーマンスを残せず、引退という形になった。彼が40年間作り上げた実績は紛れもなく本物である。今後このように長くトラックレコードを刻むことができる運用者はなかなか出ないと思う。

一方で時代は変わった。金利環境もそうだが、テクノロジーの進化は裁定の機会を極端に少なくしている。昔のように情報伝達のスピードに極端に差が出るということはもうない。そのような中でパフォーマンスを出すにはいかに自分で考え、人と違うアイデアを出せるかにかかっている。ウォーレン・バフェットは裁定機会を利益を源泉にしていないところに強さがあるのだと思う。

アプローチはファンダメンタルでもテクニカルでも何でもいいと思うが、自分で考えることによってのみ運用・提案は差別化される。以前紹介したNVIDIA株のような投資ではなく、自分で研究した方法によってのみアドバイザーの価値を生み出す唯一の方法になる。今はそんな時代であると思う。

 

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