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仕組みを理解するシリーズ②【EB債】

「ファイナンシャルスター」このサイト本当にすごいです。いろんな商品を細かく説明してあります。こんなにいろんな仕組債の説明をしているサイトはほかに見たことがありません(あったら教えて下さい<m(__)m>)

たぶん世の中で最も多く販売されているEB債について少し考えてみたいと思います。どんな仕組みかは下記のサイトを参照して頂くとして、セールスマンがどのような視点でこの商品を販売しているかということを考えてみたいと思います。

この商品はオプションを売却することによって提示する金利やノックインなどの条件を作っています。オプション料は一般的に対象資産(サイトだとイオン株式)のボラティリティ(変動率)が大きい方が多くなります。多くなると顧客にも高い金利を見せられるし、収益もたくさん取ることができます。5%くらいの収益を取っていることはざらです・・・もちろんいくら収益を取られていても顧客としてはきちんと儲かればそれでいいと思いますが、問題はここからです。

セールスはEB債はいかに収益を取れるか?といかに早くノックアウト(償還)させるかを考えて作っています。なぜなら早く償還すれば再度同じ商品を買ってもらえる可能性が高いからです。統計を取ったことはないですが、一度仕組債を買った方はノックアウトしたらほぼロール(再度購入)します。いい思いをした後でさらに高い金利の商品を見せられるので断るインセンティブがなくなってしまうからだと思います。

しかし、ノックアウトするということは株価が上昇しているということなので単純に以前のものよりは水準として高いところで商品設計がされるので相対的にリスクは上がった状態で購入することになります。

それを繰り返していくうちにある日突然ノックインが発生します。ノックインとは元本が割れる水準まで対象株式の価格が下がった状態を言います。厳密に言うとノックインに一度タッチするとそのあとは元本が株価に連動するようになります。タッチした時点で30%とか40%という下落になっているはずなのでそのくらいの損失が突然現実味を帯びてきます(実際は償還時点で決まります)。

これまで少しずつ金利として4%とか5%とか貯めてきたものが一気に吐き出させられます。とするとノックインにかからないことが重要になります。つまりいかに勝ち逃げするかということです。

となると、こういう商品が好きな方もぜひ連続してやらないことをオススメします。株価動向を見ながらやっていくことをオススメします。

それと3銘柄参照などは金利は高いですが、だいたい1つくらいとんでもないのが混じっています。お気をつけ頂ければと思います。

EB債は債券だけどリスクは株式であることを忘れずに!!

 

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