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新興国通貨は今のうちに売りかも

キャリートレードが再び人気になっているようです。

キャリートレードとは低い金利の通貨で資金調達して、金利の高い通貨などへ投資することを言います。記事によると、調達通貨は金利の低い「スイスフラン」「ユーロ」「円」の3通貨、人気の投資先通貨は「メキシコペソ」「ロシアルーブル」「トルコリラ」「ブラジルレアル」のようです。

但しキャリートレードは為替をヘッジしたら意味がないので、為替リスクはオープンにして行います。今人気の理由はその為替リスクがほぼなくなっていることが要因です。記事の言葉を借りると為替のボラティリティ(変動率)が低下していることです。

ということは為替の変動が大きくなると逆回転が起きます。つまり、新興国通貨売り、低金利通貨買いです。リスクオフ時に円高になる理由が分かりますね。

なぜリスクオフ時に成長しない国である円が高くなるんだろう?という疑問がいつもありますが、短期的には経済のファンダメンタルよりも資金の流れの変化による影響の方が大きいことが分かると思います。

結果として資産のボラティリティが上昇すると円高に振れやすくなります。特に新興国通貨に投資している方は逆の動きを心掛けるといいと思います。

ボラティリティが高いときに新興国通貨を買って、ボラティリティが低下したら撤退する。どちらの実際に行動するのは難しいですので、だからこそ意識して行動することが重要になると思います。気分が楽な方に動くといつも損をするということになりかねないと思います。

 

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