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投資信託の購入は投資に対する思考停止を意味すると思いませんか?

投資信託ってどんなものか考えたことがありますでしょうか?

よく言われる投資信託のメリットは下記のような感じだと思います。

  1. 少額で始められる
  2. プロに任せるので手軽に始められる
  3. 分散投資ができる

これってお金が増えるイメージができますでしょうか?

少額で始められるというのは投資を始めるのにはいいかもしれません。始める金額を選べるというのはいいことだと思います。ですが、既に株式も10万円とかで買える銘柄も多くありますので投資信託だけのメリットとは言えない気もしますが・・・いや投資信託なら1万円とか1000円とかから積み立てとかできるでしょ!と言う声もあると思いますが、個人的にはそのレベルで積み立て投資をして投資している安心感や満足感を得るくらいなら、ある株式を買うと決めて1万円ずつ貯金して買う方が余程投資に真剣に向き合える気がします。

次にプロに任せることができる。これが曲者です。まずプロって何でしょう?

このプロって別にプロのトレーダーやヘッジファンドのマネージャーとは全然違います。投資信託を運用する会社で働くサラリーマンのことを指します。彼らは増えても減ってもボーナスのわずかな増減以外自分に何も変化が起きない安定した職業の方です。そんな方がシビアに毎月なんとかプラスのリターンにしなくては・・と真剣に悩んだりしません。会社が適当に出している方向性に対してポジションを作っているだけです。

つまりサラリーマンとして人のお金を運用しているので自分のお金を運用するような真剣さは持ち合わせていないです。そんな人たちに自分の大事な資金を丸投げするなんて個人的には信じられません。但し日経平均などに連動させることを目的としたインデックスファンドはOKだと思います。なぜなら決められた指数に連動させるよう努力することはサラリーマンの得意とするところだからです。これは日経平均に投資するためのツールとして有効ということになります。日経平均に投資すべきかは別の問題になります。

最後に分散投資ができるという点ですが、これも曲者です。分散投資と言う名の下で単にいろんな銘柄を組み込んでいるだけという例が多々あります。株式ファンドだと気がつけばほぼインデックスに近い銘柄構成になっていたりします。債券ファンドではそもそも発行規模別に組み入れられていることが多いことから、結果として借金が多い会社への投資割合が多くなる傾向があります。リスクの大小で言えば借金が少ない会社の債券の方が安全な傾向が強いので知らず知らずのうちにリスクを過大にとっているというようなことも起きえます。また分散するとリスクが減るように計算されますが、多くの銘柄に投資をすればするほど悪い銘柄を組み入れている可能性も高くなります。

このようにして考えると単に分散すればよいというのは思考停止に等しいと思います。

以上のような理由から指数に連動させることを目的に作られた投資信託以外のものはきちんと中身を精査する必要がありそうです。但し、中身を精査するのはとてもしんどい作業です。むしろその投信が欲しいなら上位10銘柄を1単元ずつ買う方が合理的なのではないとすら思ってしまいます。

以上から個人的には投資信託はちょっと・・・という立場です。コストは良く問題になりますが、その他の点で取り上げられることは少ないので愚痴を交えて書かせて頂きました。